Lunatic Dawn Odyssey日記 : 第4話

 みんな、いい仲間見付けてる?しまっちよ。

 みんなにご報告があります。私、幼馴染みのディーンと結婚しました!

 ことの始まりは、謎の島で変わった指輪を拾ったことから。何でも、懐かしい思い出を甦らせる指輪なんだとか……。手にした途端、何だか故郷シェノンに戻りたくなっちゃって。シェノン宛の荷物運搬依頼を受けて、仕事名目で久し振りにシェノンに戻った、ってワケ。

 シェノンは相変わらずのんびりした島で、私は久し振りにリラックスした時間を過ごすことができたわ。そしたら、そこに幼馴染みのディーンが現れたの。その後は……。

 気付いたら私たちは結婚することになってて。道具屋のおじさんなんかもう、大喜びで。100,000zもする家を買って私たちに贈ってくれたわ。父さん(もちろん育ての親よ)は「絶対お前たちは結婚すると思っていた」なんて言うし。何だか気恥ずかしい。

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 なんにせよ、帰れる場所ができるって、いいものね。

 さておき、私は冒険者。冒険しないと生計が成り立たないの。だから、新居のことはディーンに任せて、私は冒険を続けることにした。

 仲間、そう、仲間よ!

 私に相応しい仲間を探し続ける旅に、少し光明が見えてきたわ。「見た目イケてない冒険者をクビにしまくる作戦」が功を奏したのかしら?新たに2人の仲間が増えました。

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 まずはバシレイオス。元々は探偵なんですって。ワイルドな外見と裏腹に、とっても優しい良い人よ。彼は全体回復の魔法を最初から覚えていたの。パーティの重要な回復役ってワケね。

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 続いてロバート。通り名が「笑ゥ冒険者」って、何なのよ!何でカタカナ入ってんのよ!おまけに「ガンガンやろうぜ」って、ドラクエみたいじゃないの!……とまぁ、突っ込みどころ満載な人だけど、私、知ってるんだ。強がったり、ふざけたりして見えるけど、本当は彼、淋しがり屋なの。

 他にも見た目がイケてる冒険者が増えてきたけど、なかなか仲間になってくれないの。私がチェック入れてる男前の冒険者を少し紹介するわね。

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 はい、きました正統派。このギリシャ風の顔立ちが、いかにもファンタジー世界!って感じでいいわよね。グラディエーターっぽくて素敵。

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 ゲイ受けしそうなマッチョお兄さんもいるわよ。なんかレスラーっぽい感じ。

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 危険な香りが漂う、ローブの中からの鋭い眼光にハートが貫かれてしまいそう!

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 ケ・モ・ノ!獣属性キターッ!野性味溢れる姿に、心ひかれるわー。

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 さらにケモノ!この二人を左右にはべらせる女冒険者とか、良くない?ね、良くない?

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 今一番狙っているのは、このエサルハドン。格好いい!渋い!素敵!でもいつも大人の対応ではぐらかされちゃうの。うーん、そこがまた素敵!

 そうそう、仲間が3人になったってことは、これ以上仲間を増やすことができない、ってことなの。だから、なんとかして1人冒険者から外さないと、次のいい男をゲットできないってことだわ。

 次のいい男のために、仲間を除名する?……まさか。除名する以外にも「冒険者から外す」方法はあるのよ。そう、「結婚」しちゃえばいいんだわ。既に結婚した幼馴染みのディーンには悪いけど、私、いい男は全部キープしておきたい派なのよね。

 この世界では、1つの街ごとに家を1軒ずつ持てるわ。で、冒険者は、家を1軒買うごとに1回、結婚できてしまうの!この世界では重婚が認められているのね。この世界に街は全部で23あるから、23回、結婚できるってこと。ディーンとの結婚が1回あるから、私的には残り22回ね。

 さっそく、シェノンの隣、テボルクに家を買ったわ。

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 家を買えば、宿屋に泊らなくても体力回復ができて便利よね。で、右上にある「プロポーズ」を選択。買ったばかりの自宅では、仲間3人のうちから1人選んで、プロポーズができるのよ!

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 成功!ロバートと無事に結婚できました。結婚した冒険者は仲間から外れてしまうし、二度と冒険者には戻れなくなってしまうけれど、自宅に戻ればいつでも私を出迎えてくれる。ズバリ、イケメンキープって奴ね。

 テボルクに家を買って、ロバートと結婚したのはいいけど、すぐ隣がシェノンだから、心配になって、ちょっと戻ってディーンの様子を見に行ってみたわ。

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 な、何を言ってるのよ(汗)。浮気なんかしてないったら。残念ながら、別の男性と結婚してる以上、浮気じゃなくて本気なのよね……。悪く思わないで頂戴。

 それにしても、幼馴染みディーンと違って、新夫ロバートの可愛いことったら!

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 「浮気してたんじゃないだろうね?」なんて憎まれ口を叩くディーンとは大違いね。

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 見て!この気の効き方。「いいぜ、結婚してやるよ」なんて強がってたのが嘘みたいでしょ?

 とまぁ、こんな感じでシェノンとテボルクの自宅をしばらく往復して生活していたんだけど、ある日シェノンの自宅で休養していたら、それは起こったわ。

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 子供ができちゃった!しかもディーンとの間に。しかしディーン、一体何なのよその第一声。「こんにちわ、赤ちゃん!」って。笑い取りに来てるんじゃないでしょうね?

 仲間も喜んでくれたわ。バシレイオスなんか自分のことみたいに喜んでくれて。

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 「これ、少ないけど……」なんて言って、お祝い金まで出してくれたのよ!何だかみんなに悪いわ。

 所帯を持って、子供まで出来て。私、お母さんになっちゃった。一家(いや、二家かしら)を支える大黒柱として、私、頑張らなきゃ。もっともっと冒険者として腕を上げて、もっともっといい男も仲間にして、この世に一大ハーレムを作ってやるんだわ!

 結婚に出産、幸せ続きの私。マゾヒストのエドワードは相変わらず馬鹿だし、名探偵バシレイオスは赤ちゃんのあやし方がどんどん上手くなっちゃって。いつまでもこんな、楽しくて、幸せで、お気楽な生活が続いていくんだと、理由も無く信じてた。

 そう、あんなことが起こるまでは。

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 テボルクへ向かう途中、久し振りにウィンダムに再会したの。ウィンダムは、私がシェノンを出て冒険者になろうとした時、傍に付いて冒険者としてのイロハを教えてくれた、まさに恩師とも言える先輩冒険者よ。

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 ごめんなさい、ここから先は次回、またお話させてもらうわ。私もまだ、心の整理が付いていないの。

Lunatic Dawn Odyssey日記 : 第3話

 ハーイ、しまっちよ。みんな恋しちゃってる?

 前回、PSPの画面を必至こいてデジカメで撮影していたんだけど、なんとPSPのゲームアーカイブス、PSボタン(HOMEボタン)を押して出るメニューからスクリーンショットが取れるらしいの!一体何の苦労だったんだ、って話よね。詳しくはPlayStation.com(Japan)の「スクリーンショット機能」の利用方法を参照してね。

マゾヒストのエドワード「あれ、お嬢、ご存じじゃなかったんですか」

 な……ッ!エド、あんた知ってて私に教えなかったって言うのね!

マゾヒストのエドワード「い、いや、そういうワケでは……」

 んじゃ一体どういうワケなの、ハッキリお言い!(パシーンッ)

マゾヒストのエドワード「あひぃいいい、お、お赦しくださいませ……(喜)」

 はぁ、はぁ、仲間の躾って大変なのね、お父様。

 アホはさておいて。

 調べたところによると、このゲームに登場するフリーの冒険者って、一定数に限られているらしいの。で、その冒険者がいなくなると、新たにランダム生成された冒険者が投入される、っていう仕組みらしいのね。

 「イケてない冒険者を生き長らえさせることに、何のメリットも無い」ってことに、私、気付いたの。要は、見た目がイケてない冒険者を見付ける度に消していけば、いつか好みのタイプの顔の冒険者が現れるんじゃないか、ってこと。

 そこで、この「冒険者がいなくなる」条件ってのを考えてみたわ。

  • 冒険者が老衰で死亡する。
  • 街で出会った冒険者を襲って殺害する。
  • 仲間になった冒険者を戦死させる。
  • 一度仲間にして、すぐ仲間から除名する(一度除名された仲間は二度と出現しない)。

 「老衰で死亡する」ってのを待ってたら、こっちが老衰しちゃうわよね。「襲って殺害する」ってのは手軽でいいけど、善悪ゲージが悪に傾くことは必至。そこで変に恨みを買うのも嫌な話でしょ?「仲間にして戦死させる」ってのはいいけど、そう上手く戦死してくれないし。

 残った手だては一つ。ってか、悩むまでも無かったわね。イケてない冒険者を次々に仲間にして、身ぐるみ剥いで、とっとと除名しまくればいいのよ。ハーレム世界を目指すにはこれが一番だわ!

 善は急げ、早速手当たり次第に仲間を募っては除名してみた。

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 急で悪かったわね。とっとと出て行って頂戴。

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 ひ弱な冒険者なんて、今どき流行んないのよ。ってか、40歳で坊やって何様?

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 仲間にするまで、完全に女の子だと思ってたわ。さようなら。

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 ほーんと、ロクな男がいないわね。ってか、75歳って。すぐ死んじゃうじゃないの。

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 悪くないけど、ぱっとしないのよねー。

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 少なくとも、表情からは「極楽とんぼ」には見えないわー。

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 自ら「頼りない」って名乗られてもねぇ?

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 ちょっと、こんなヤツばっかりなの?この島は!

 まぁ、そんな感じでどんどんクビにしていったわ。女性もついでにクビにしていってみたわ。女性をクビにし続けたら、いつかこの島がいい男だらけになっちゃたりするかしら?ちょっと楽しみ。

 取り敢えず、手近に仲間になってくれて、さようならしていただいた皆様をご紹介するわ。

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 同じ顔がなかなか出てこないところを見ると、相当な顔パターンがあるのね、このゲーム。顔を描いたグラフィッカーさんの苦労が偲ばれるわ。

 え?

 極悪非道?鬼畜?

 そんなことないわよ。仲間に聞いてみましょうか?こんな私をどう思う、エド?

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 ほらね。良く言ったわ、エド。ご褒美をくれてやるわ!(パシーンッ)

マゾヒストのエドワード「あッ、有り難き幸せにございます……ッ!」

 おっかしぃなぁ。こんな変な旅になる筈じゃなかったんだけど。冒険者の現実って、厳しいものなのね、お父様。

Lunatic Dawn Odyssey日記 : 第2話

 ハーイ、しまっちよ。みんな、冒険してる?

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 私はと言えば、テボルクで受けた告白希望の男の依頼を諦めたところ。やっぱ、最初から気に食わなかったのよね。自分の気持ちを、自分で言いに行かないっていう姿勢が。いや、もちろん、マインフルトでフルボッコにされてなかったらちゃんと送り届けたけど。

 で、あちこちの街を回って、私に相応しい仲間を探そうと思ったわけ。やっぱりか弱い女の子の一人旅って、色々と危険が付いて回るのよね。どこで探そうか悩んだけれど、フィール地方一の大都市、フィルヘルムで探すことに決めたわ。一番たくさんの人が集まる場所だもの。きっと素敵なメンズが見付かるに違いないわ!

 果たして、フィルヘルムの酒場で私を待っていたのは、イタリア伊達男風のプトレマイオス。このゲーム、何気に歴史上の有名人の名前をコンピュータ側が生成するランダム人物名候補に沢山入れてるものだから、「犯罪者のソクラテスを捕まえてくれ」とか「クレオパトラが借りた金を返さないので取り立てて欲しい」なんていう依頼なんかも出てくる次第。まぁ、もう慣れたわ。

 そうそう、プトレマイオス。その辺にいる輩とは明らかに違うその風貌に、私は率直に仲間になって欲しいともちかけた。すると、彼ったらその場で快諾!やった!これって運命じゃない?

 冒険者を仲間にしたらまずしなければならないのが、ステータスの確認よ。なんたって、顔画像はただのアイコン。実際の能力とは全くつながりが無いの。見た目はいい男でも、てんで使い物にならないグズなんて、私に相応しい仲間だとは言えないわ。

 その点、プトレマイオスは超合格。なんたって、大陸で一番敏捷度が高いって言うじゃない。筋力も高いし、彼がいれば恐れるものはないわ。ちょっとした野盗なんか、彼一人で始末してくれちゃうんだもの。頼りになるわー。

 難点があるとすれば……敏捷度が余りに高いものだから、通り名が「すばしっこいプトレマイオス」になっていたことくらい。まぁでも「見た目は伊達男」なのに「すばしっこい」、このギャップを楽しむことに決めたの。

 本当はとっととお金を貯めて家を買って彼と結婚したかったのだけど、落ち着いてステータスを見て、諦めざるを得なかったわ。

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 63歳……。彼が天命を全うするまでに家を建てるのは難しいと踏んだのよ。いきなり未亡人なんて淋しすぎるじゃない。

 彼が仲間になってからというもの、旅は悉く順調に進んだわ。気付けばノムンバ地方にまで足を延ばせるようになっていたし、大概の依頼はこなせるようになっていた。

 「でもね、しまっち」プトレマイオスは言ったわ。「君はもう2人まで、仲間を連れて行くことができるんだ。君にはより多くの仲間が必要だと思うな」。

 確かに、筋力と敏捷度の高いプトレマイオスは、物理攻撃においては十分な能力を持っている。でも、魔法を使える人間が仲間にいないの。え?私?うっさいわね、精神力がなかなか上がらなくて、まだ魔法を一つも覚えられないでいるのよ!大器晩成型なの、私は。

 都合よく、近くの街でまずまずの男、エドワードを見付けたわ。金属製のヘルメットがクラシカルで素敵なの。断られたらどうしようかと少し怯えながら同行を打診してみたら、何てことかしら、これまた仲間になることを快諾してくれたわ。私、ひょっとしてモテモテなのかも?

 エドワードのステータスを見てびっくり。エドったら、大半の能力上限値が限界まであるじゃないの。しかも、初めから炎と土の魔法を覚えてるの。まさに、まさに、貴方こそ私の欲していた冒険者に違いないわ!私は喜びの余り、エドを褒め称えた。けれど、彼の目はぼんやり遠くを見ていた。何?どうしたのかしら?そういえば彼の通り名を確認していなかったけれど……。

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 マ……マゾヒスト?!ちょ、変態じゃないの!さっきから私に求めてくるような眼差しって、まさか……。

 「おお、しまっち、我が麗しの主よ……」

 ヒィ!

 「ああ、どうか美しい貴女の心を驚かせてしまった愚かな私に、然るべき罰をお与えください……!さぁ、さぁ!」

 この旅……どうなってしまうの?一つだけ言えることは、このゲーム作った人は、頭おかしいに違いないってことね。

Lunatic Dawn Odyssey日記 : 第1話

 こんちわ。私、しまっち。フィール地方、シェノン生まれの冒険家。現在、20歳。独身女性。

 こら、今そこで「キモい」とか言った奴。後で縛り首の刑。このゲームの世界では結婚ができるんだけど、同性婚ができないらしい(旧作とかではできた)から、仕方無く女装の麗人って思うことにした、っていう設定なの。

 随分前から分かってたことなんだけど、シェノンで宿屋をやってる父は、本当の父じゃなかったんだ。本当の父は、随分昔に私を育ての父に預けて、どこかへと旅立ったっていう話。だから、物心付いた頃から、自分はいつか冒険者になって、本当の父を捜すんだと決めてた。こう見えて、知性や精神力は高めだし、魔法使いに向いてると思うんだよね。

 もちろん、旅の目的は父だけじゃない。出来る事ならいいオトコ捕まえて、幸せな結婚だってしたい。出来るだけ沢山の男と出会って、じっくり選り好みしないとね。

 で、なんやかやで離れ島シャノンを旅立ったってワケ。

 大陸の街テボルクでは、ある女性に告白したいっていうショボい男の依頼を受けることになった。隣街マインフルトまで護衛して欲しいんだって。もー、男なら好きな女の所まで自分で行け、って話よね。でも最近は街道沿いに旅人を狙う盗賊も多いって話だし。他人の幸せは私の幸せをきっと招くはず。よーし、いっちょ恋のキューピッド役をやってやりますか!

 隣街マインフルトまでは歩いても数日。わざわざ馬を使うってほどでもなし、のんびり歩いて行った。道中、やれどれだけこの想いが、とか、これまでに贈ったプレゼントがどうたら、とか、どうでもいい話を聞かされっぱなしなのには辟易したけどね。

 ようやっとマインフルトに到着。テボルクよりもずっと都会で、立派な教会だってあるって話。きれいな街だなーなんて思ってたら、街の入り口で変な男たちに取り囲まれた。

 「お前か、最近この辺をウロチョロしてやがるのは!」だって。ちょっと、こっちは初めてここに来たんですけど?どう考えてもインネン付けられてます。でも、なんか交渉すら通用しなさそう……。「構わねぇ、やっちまえ!」って向こうから襲いかかってきた!こっちは駆け出しの冒険者一人、付いてきてるアラゴンとかいう虚弱男は戦おうとしないし。向こうは屈強な男が5人。これはもう、逃げるっきゃ、ないよね!そう思ったけど……逃げるコマンドを選べる前に、一度攻撃を受けなくてはいけなかった。

 …。

 即死とか、ないよねー。

 しまっち、最初の依頼を達成できずに力尽きる。享年、20歳。

 いきなり死ぬんで笑えた。やっぱ仲間がいるなー。強い男を募集しよっと。

フリースタイル

 今日は少し立て直した。夕方から、靴下を買いに服屋へ。ついついカットソーとパンツも1本買ってしまう。まぁ、たまにはいいか。

 気になってたゲームPSP『ティル・ナ・ノーグ~悠久の仁~』が売ってるかと思ってヤマダ電器に行ったが、売っていない。PSP『ロストレグナム~魔窟の皇帝~ アーテインベスト』といい、数が売れないゲームは絶対に置いてくれないのだな。淋しい限り。

 で、腹いせに無料体験版が面白かったPSP『七魂 クロニクルオブダンジョンメーカー』でも買おうかと思ったのだけど、思い留まって帰宅。

 PlayStationStoreのゲームアーカイブに『LUNATIC DAWN III』『Lunatic Dawn Odyssey』があったので、購入する。ルナティックドーンシリーズは、PC版の『ルナティックドーンII』の画面がとにかく格好良くて。そのインパクトがあって「PSの画面でこのゲームやってもな……」という気持ちがあってスルーしていたのだけど、今やってみるとこれ、バカバカしくて面白い。

 「フリースタイルRPG」と名打たれている通り、本当に何でもあり。初めていきなりメニューを開いて「引退」を選べば、普通に一市民として人生を終えたエンディング迎えちゃうし。街中の一般市民を攻撃できちゃったり。荷物の運搬依頼を受けるだけ受けて、荷物を売り払って知らない顔したり。家建てたり。仲間に告白して結婚申し込んだり。子供産まれたり。国を乗っ取って支配者になったり。ぼやぼやしてると老衰で死んでエンディングになっちゃったり。ゲームの終わり方そのものが自由なのが印象的なゲームです。

 『III』発売から半年後に『Odyssey』が発売されたとかで、内容が使い回しの部分があったりするのはご愛敬だけど、しばらく『Odyssey』をやろうかなと思います。

 ただ、やっぱ画面はPC版の画面のが味わいあるなー。ティル・ナ・ノーグもそうだけど、昔のPCゲームがPSPで遊べるようにならないものだろうか。昔のゲームって、ほんと、画面カッコいいやつ多いんだよな。『Phantasie III ニカデモスの怒り』とか。『Advanced Tunnels & Trolls』とか。