MovableTypeからWordPressへ移行した時に、詰まる(だろうと思われる)ポイントのメモ。
- MovableTypeで言うところの「ブログ記事アーカイブ」、WordPressでいう「is_single() == true」になる条件が、かなり特殊。「パーマリンク設定」で、パーマリンク名に「ブログIDを含む」か「年月日・時分秒の全てを含」めなければ、単独の記事ページとして認識されません。「年月日・時分」では駄目。
- 管理画面から、全記事への一括検索・置換機能が、インストール直後にはありません。プラグインが提供されているので、それを使うべし。島元は「Search & Replace」というのを使いました。
- カテゴリの任意並び替えが、インストール直後にはありません。プラグインが提供されているので、それを使うべし。島元は「My Category Order」というのを使いました。
欲しい機能はリリースされているプラグインを探す、というのがWordPressの基本のようです。
もちろん、MovableTypeにもプラグイン依存の機能はありましたが、MovableType 4以降に整備されたMTタグ群が優秀かつ使い勝手が良く、自分が欲しい機能がMTタグだけで実現できることが多かった気がします。
他にちょっと特殊な仕様として、表示されるラベル(機能名やボタン名など)が、テンプレートの中では変数化されている場合が多いです。その変数の値は、日本語化のために添付されている「jp.mo」というファイルが握っています。これは、言うなれば「対訳ファイル」。ラベル名が呼び出されたときに、該当する言語の「.mo」ファイルを見て、そこに登録されている用語リスト(英語)から目的の言葉を探し出し、その対訳文言(日本語)を拾ってきて、返してくる。多言語化のための仕組みなのですね。
で、この「.mo」ファイルは、直接テキストエディタで編集はできません。「poEdit」というソフトウェアを使います。

実は「.mo」ファイルには、元になる「.po」ファイルというのが存在します。「poEdit」は、この「.po」ファイルを編集するツールです。「.po」ファイルを開くと、画面の左右に英語・日本語の対応した用語一覧が表示されて、編集を終了すると自動的にその編集後の対訳を含んだ「.mo」ファイルを生成してくれます。
色々と気に食わないラベルがある(「トラバ」とかやめてよ本当にもう)のだけど、全部直すのは結構手が掛かるので、必要な所だけを直すのが吉です。って、その「必要な所」がどこかっていうのを探すのがトライアンドエラーするしかないので、余計に手が掛かるのですけれども。
テンプレートをざっと見てみましたが、結局、ほぼ直接PHPをいじることになりそうです。で、あちこちいじりだすとこれまた結構大変そう。テンプレートのカスタマイズの簡単さで言えば、全てをMTタグに収斂しているMovableTypeの方が洗練されている印象です。僕自身の慣れの問題もあるだろうけれど、いちいちPHPで書かざるを得ない部分がやっぱり面倒くさい(その分、勉強にはなってるけどね……)。
とはいえ、ドメイン単位のCMSに変化したMovableType 5が、どう考えても個人ブロガーに向かないのは確か。何より、管理画面が明らかにWordPressの中途半端なパクリってのがしまっち的にいただけない。ここはじっくり腰を据えて、WordPressに移行していこうと意気込みを新たにしたしまっちでしたよ。
個人的な所感だけれども、MovableTypeからWordPressに移行して、テーマのカスタマイズをしたい人は、ひとまずウェブサイト側は放置して、携帯(Ktai Style)用のテンプレートでコツを掴むのがいいようです。テンプレートの数も少ないし、構造もシンプル。編集しながら確認できて楽だし、何より、自分の携帯にブログが表示される喜びは結構クるものがあります。